帰敬式とは、
「仏」 「法」 「僧」 の三宝に
帰依し仏弟子となり、
生前に法名を
いただく儀式です。

法名の授与にあたって
執り行われる儀式「剃刀の儀」は
「おかみそり」とも呼ばれ、
頭にかみそりをあてる形をもって、
仏さまの前で「南無阿弥陀仏」の
教えをよりどころに生きることを
表明する、新たな人生の
出発式です。
帰敬式とは、
「仏」 「法」 「僧」 の三宝に
帰依し仏弟子となり、
生前に法名を
いただく儀式です。

法名の授与にあたって
執り行われる儀式「剃刀の儀」は
「おかみそり」とも呼ばれ、
頭にかみそりをあてる形をもって、
仏さまの前で「南無阿弥陀仏」の
教えをよりどころに生きることを
表明する、新たな人生の
出発式です。
新しい人生の
出発式として
「法名」を
いただきませんか

法名とは

「戒名」も「法名」も仏弟子の名を表す言葉ですが、浄土真宗では「法名」と言います。
基本的に「戒名」は戒律を守 る証として付けられるのに対 し、「法名」は浄土真宗の教え(南無阿弥陀仏の教え)に生きる者としての願いが込め られています。
帰敬式は「私は、仏の教えをよりどころとして~」という意思の表明を阿弥陀仏の尊前で行うものです。そのことを通して、あらためて仏弟子としての名告(なの)りとしての「法名」をいただく儀式です。ですから、「法名」は生きている時にいただくことに大きな意味があるのです。
つまり、自分の人生を「仏」と「教え」に尋ねて生きて往くというのが、法名をいただいてあゆむ具体的な生活になるのです。

法名のカタチ

「釋(しゃく)」はお釈迦さまの釋をいただいたもので、それが仏弟子であることの証です。宗祖親鸞聖人も「釋親鸞」と名告られました。
伝統に則り、男性には「釋 〇〇」、女性には「釋尼 〇〇」の法名を基本として 授与されていますが、受式者の願い出に応じて「釋」 あるいは「釋尼」を選択で きます。(※選択事由は問いません)

帰敬式受式までの流れ

1. お申込み

受式を希望される方は、所定の申込用紙にご記入いただき、真宗会館まで送付ください。(お手次のお寺がある場合は、住職・教会主管者・開教所代表者の署名・押印が必要です。)
または、本ページ下部のお問い合わせフォームからお申し込みください。
折り返し、当日の詳細について真宗会館よりご案内いたします。
※受式希望日の2カ月前ま でに真宗会館またはお手次 ぎのお寺へご相談ください

2. 法名について

法名は『仏説無量寿経』の経文から本山(東本願寺)が選定した「本山選定法名」が授与されます。また、お手次のお寺がある場合は、住職などが選定を行う「住職選定法名」とすることもできますので、事前にお手次のお寺とご相談ください。

3. 帰敬式について

真宗会館の帰敬式では、本山の儀式執行にあたる鍵役が剃刀の儀を行います。
剃刀の儀(おかみそり)では、実際に髪を剃ることはありませんが、鍵役からかみそりが頭にあてられる形がとられ、その後法名の書かれた法名紙が授与されます。
※帰敬式の受式は、本人のみとなります。(代理での受式はできません)

4. 当日の流れ(式次第)

1 真宗宗歌

2 三帰依文

仏・法・僧への帰依を表明する言葉を唱和します。

3 剃刀の儀(おかみそり)

実際の髪を剃ることはありませんが、儀式執行に
あたる鍵役が頭にかみそりをあてます。

4 法名伝達

仏弟子の名を表す法名が授与されます。

5 誓いの言葉

仏の教えをよりどころとして生きることを表明します。

6 恩徳讃

仏教讃歌である恩徳讃を斉唱します。

※上記日程の他、お勤め、法話、御斎(お食事)等の日程が伴う場合があります。

開催日:2025年10月1日()・2026年4月12日(
※真宗会館では、年に2回(春・秋)帰敬式を実施しています。

受式礼金

20,000円(20歳以下は15,000円)
本山帰敬式礼金・記念品代を含みます。
当日受付にてお納めください。
    真宗会館で行われる帰敬式は、主に以下の皆様を対象にしています。いずれにも該当しない場合は、真宗会館までご相談ください。
  • 真宗大谷派の寺院・教会のご門徒
  • 首都圏大谷派開教者会に所属する開教所のご門徒
  • 真宗会館護持会の会員
  • 東京真宗同朋の会の会員
  • 真宗会館に法要等でご縁のあるご門徒
  • 地方から首都圏に転居されたご門徒

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