「哲学」と「仏教」。どちらも小難しいようなイメージをもちやすいですが、共通してあるのは『言葉』を大切にしているということ。
あらゆる場所で哲学対話を行う永井玲衣さんは、「日常におけるふとした問いこそが哲学のタネになる」とおっしゃいます。そしてまた、新しい世界が開けていく、そのきっかけを与えるのも言葉や対話であると。
仏教、とりわけ浄土真宗は、言葉の宗教といわれるほどに「言葉」を大切にしています。仏(お経)の言葉、先人の言葉、日常の何気ない言葉…。
自然災害、感染症、争いの絶えない世界という不安やむなしさの多い現代社会のなかにあっても、私たちは「言葉」を聞き、向き合うことによって日々歩んでいきます。
このたびの対談では「言葉に出会う」ということにフォーカスして、哲学研究者と仏教者のお二人よりお話しをうかがいます。
こんな方にオススメの講座です
『サンガ』2022年9月号/永井玲衣さんインタビュー
インターネットでご自宅から
「人間とは何か」、そのようなことを考えた経験は誰にでもあるはず。 それぞれに活躍されている方のお話を聞くことができる機会です。
広報誌『サンガ』インタビューにご登場いただいた各界の第一線で活躍する方と仏教者のシンポジウムを不定期に開催しています。
本年も、YouTube配信による「オンライン対談」を開催します。
今回は哲学研究者の永井玲衣さんと、真宗大谷派僧侶の市野智行さんに「言葉に出会い、人は生まれる」をテーマに対談いただきます。
【Samghanetオンライン対談】永井玲衣×市野智行
会場 | 真宗会館YouTubeチャンネル |
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テーマ | 言葉に出会い、人は生まれる |
日時 | 2022年9月7日(水) 20:00から21:00 |
参加費 | 無料(どなたでも視聴できます) |
参加方法 |
パネリスト |
永井玲衣(哲学研究者) 学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの連載のほか、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)。 |
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パネリスト |
市野智行(仏教者) 真宗大谷派僧侶。大谷大学文学部真宗学科卒業。同朋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得後退学。同大非常勤講師を経て、現在同大文学部仏教学科専任講師。論文に「親鸞の助業観について」、「凡夫についての一考察」、「共同教化の研究」など。 |