横浜親鸞講座 真宗大谷派(東本願寺)真宗会館
横浜親鸞講座

横浜親鸞講座[2025年(全3回)]

主に神奈川県の方々が、親鸞聖人の教えに触れることができる場となることを願い、関内駅近辺の会場で開催いたします。現代人が抱えるさまざまな問題や課題とは何かを、親鸞聖人の仏教思想からあきらかにしていく講座です。現代という時代社会の中で、改めて一歩立ち止まり、仏教、親鸞に人生を学んでいきます。

講座詳細

しばらく休止しておりました「横浜親鸞講座」を2025年1月より再開いたします。
会場をJR関内駅徒歩2分の会場に移し、平日14:00~の開講となります。
今年度より新たなテーマでお話しいただきますので、初めて参加される方も安心してご受講ください。

横浜親鸞講座

講師 海 法龍(神奈川県・長願寺)
会場

スマートレンタルスペース
belle関内601
(横浜市中区蓬莱町1-1-3)
地図はこちらをクリック

アクセス ・JR 根岸線 関内駅南改札口より徒歩2分
・ブルーライン 関内駅 徒歩4分
テーマ

国土の物語
~親鸞の詩「正信偈に聞く」~

 

参加費

1回 1000円
当日会場の受付にてお支払いください

定員

90名

開催日時

2025年(全3回)

① 1月30日(木)

② 2月17日(月)

③ 3月12日(水)

時間:14:00~16:00(13:30受付開始)

講師メッセージ

コロナで暫く中断していた横浜親鸞講座が始まります。
今回は親鸞の主著『教行信証』の行巻の最後にある「正信偈」を手がかりに、親鸞の思想信仰に学んで参りたいと思います。
「正信偈」の前半は『大無量寿経』の清浄国土(浄土)建立の物語のエッセンスが示されています。その中で人間の世界を「善悪の国土」であると指摘しています。私たちは善悪の価値観を絶対にして、自分の考え方に合うか合わないかで、全てを判断し評価しています。そして支配と従属という構造を作り、権力と暴力と金に染まった傷ましい世界を作り出しています。
だから浄土という国土が建立され説かれてきました。「娑婆国土」(『仏説阿弥陀経』)に生きる、私たち一人一人のための物語なのです。その「物語の行方」を参加者の皆さんとご一緒に尋ねて参りたいと思います。

(海 法龍)

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講師 プロフィール

海 法龍

海 法龍(神奈川県・長願寺)

1957(昭和32)年、熊本県天草市生まれ。大谷大学文学部真宗学科卒業。大谷専修学院卒業。
現在、真宗大谷派長願寺(神奈川県横須賀市)住職。元真宗大谷派首都圏教化推進本部員。
著書に『誰のために葬儀を勤めるのか』(真宗会館)、『苦悩の海をゆく』(東京真宗同朋の会)、『報恩の生活』『真実のよりどころ』(以上、東本願寺出版)など。