2013年から2年に及び開催された「湾岸親鸞講座」の内容が『ブッダから親鸞へ-ブッダ入門編-』として発刊されました。
インドでお釈迦様が説いた仏教が日本へと伝来し、その教えをどのように親鸞聖人は受けとめられたのでしょうか。
本講義録では、仏教の原点、お釈迦様、お釈迦様が説いた教え(仏教)について主に収録されています。
本書は全12回の講義のうち、前半6回を「ブッダ入門編」として収録しております。はじめて仏教に触れる方におすすめです。
『ブッダから親鸞へ-ブッダ入門編-』
価格/1,000円 A5版 159ページ
木越 康 氏 講述
<目次> | |
第一回 | ブッダから親鸞へ |
はじめに/世界宗教とは/仏教の特徴/仏教を学ぶ手がかり/アショカ王と仏教/「法」と「律」/仏典結集 | |
第二回 | 誕生と若き日 |
ブッダの誕生/インドにおけるカースト/六道輪廻を越える/カルマからの解放/歴史的事実と宗教史的事実 | |
第三回 | 出家 |
偉大なる放棄/四門出遊/老病死が見えづらい現代/カルカッタショック/無常を念ずる/頻婆娑羅とブッダ/四住期/二人の師との出会い/ブッダの苦行生活 | |
第四回 | 縁起の悟り |
因縁生起/四苦八苦/十二支縁起/邪見と正見 | |
第五回 | 初転法輪 |
菩提樹下の悟り/説法躊躇/梵天勧請/如来―如よりきたるもの―/中道/四諦八聖道 | |
第六回 | 教えと伝道 |
「そのまま」の世界に目覚めた人/二人として一つの道を行くことなかれ/ウルヴェーラでの説法/存在問題としての縁起/仏の言葉の中に身を置いて心を正せ/仏教東漸 |