2021年に発行した『誰のために葬儀を勤めるのか』の続編が登場。
「誰のため」シリーズの第2巻です。
「葬儀(お葬式)」だけでなく「お墓」の形も多様化が進み、納骨堂や永代供養墓に納めるという選択肢や「樹木葬」「海洋撒骨」など、近年では様々なお墓の形が存在します。
そのような時代にあって、人間として、私として、何を次の世代に相続していくのか。
葬儀とお墓についての「誰のため」かという問いを通して、自己本位に生きようとする私たちの姿が問われています。
お墓とはなにか、なぜ真宗の伝統はお墓に「南無阿弥陀仏」や「倶会一処」と刻んできたのか。
人とのつながりが希薄となり、「墓じまい」や「墓ばなれ」が進む現代においてお墓の「はじまり」を尋ねる一冊です。
『誰のためのお墓なのか -はじめに帰る- 』
・価格/1セット10部入 1,000円〈税込〉
1部 100円〈税込み〉
・体裁/B6サイズ24ページ
<目次> | |
・人間としての存在の原点 | |
・変化する相続の形 | |
・彷徨う遺骨 | |
・仏事の本当の意味を問う | |
・存在という財産 | |
・「はじめ」に帰れ | |
・誰のためのお墓なのか | |
あとがき |