真宗会館が主催する、仏教的な視点から考えていく「終活セミナー」です。
「終活」と一言で言っても、「介護」「お葬式」「お墓」「相続」、、などなど沢山のことがあります。
この講座では、これまでの人生を振り返り、様々な終活の問題を考え、これからの人生で本当に大切なことを考えていきます。
“終活”と聞くと、何か後ろ向きなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、“人生の終わり”について考えることは、「自分の生き方」や「人生そのもの」を考えることなのです。
人間は生まれてからいのち終えるまで、家族や友人、仕事の仲間や地域の人、
そして目に見えない多くの人との関わりのなかに生きています。
そして人生の終わりやその後にも多くの人が関わります。だからこそ不安や心配も尽きないのですが、
また一方で何から考えていけばいいのかの疑問も多いものです。
この講座は、“人生の終わり”についての一つひとつに目を向けながら、これまでの人生を振り返り、
そしてこれからの人生で本当に大切なことを見つけるための“終活サポート”です。
“人生を考える”終活サポート講座
詳細 | 今回の終活サポート講座は、近年終活の現場で話題になっている 「デジタル遺品」について、「デジタル遺品を考える会」の代表であり、 ジャーナリストの古田雄介さんからお話をいただきます。 あまり耳に馴染みのない「デジタル遺品」「デジタル相続入門」について知り、現代の終活を考えていきます。 古田さんのお話を聞くことを通して「デジタル遺品」についての理解を深め、現実的な「デジタル終活」の方法を学んでいきましょう。 |
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日時 | 2023年6月17日(土)14時~16時 14時~「仏教の終活ー老病死するいのちを生きるー」 講師:小林 尚樹 氏(真宗大谷派首都圏教化推進本部本部員) 14時45分~「1分で5年の安心!デジタル終活入門」 講師:古田 雄介 氏(デジタル遺品を考える会代表) 15時45分~質疑応答
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参加費 | 無料 |
開催形式 | 会場とZoomのハイブリッド形式 |
古田 雄介(デジタル遺品を考える会代表) <講師Profile> デジタル遺品を考える会代表/ジャーナリスト 1977年名古屋生まれ。名古屋工業大学開発工学科卒業後、建設現場監督と葬儀社スタッフを経て、 記者業に。2010年から死後のデジタル資産の行く末についての調査を始める。 近著に『デジタル遺品の探し方・しまいかた、残し方+隠し方』(伊勢田篤史氏との共著/日本加除出版)、『スマホの中身も「遺品」です』(中公新書ラクレ)、『ネットで故人の声を聴け』(光文社新書)など |